北豊島中学校・高等学校ではリベラルアーツ教育と英語教育に力を入れ、社会で活躍できる女性の育成を目指しています

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学校長によるブログ

 
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新校舎建築中 校舎内の様子
2015-07-24
新校舎建築に関しては、4月18日のブログ「新校舎の工事は2階から3階へ」以来、ご無沙汰しています。
 
というのも、写真で紹介したように、緑のシートで覆われていて、中の様子がわからないからです。
 
すでに躯体は屋上階まで立ち上がり、コンクリート打ちも終了したとのこと。
今後は内部の工事が中心になります。
 
7月中旬、本学園事務局の担当者が新校舎内部工事の様子を見学しました。
その時の写真をいくつかご紹介します。
 
左の写真は、廊下の様子です。
約5メートルの幅があり、とても広々と感じられます。工事担当者が写っている分、その広さがイメージしやすいですね。
 
真ん中の写真は2階の職員室付近の様子。
これもまた、現在の職員室よりも広々としています。
先生方も、ゆったりと気持ちよく仕事ができそうですね。
 
右の写真は階段の様子。
さすがに工事中ですので、イメージはつかみにくいかもしれませんが、着々と新校舎内部も工事が進んでいることがよくわかりました。
 
中の様子については、今後も情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。
 
 
お父さんの会 懇親会
2015-07-23
先週末、PTA主催の「お父さんの会懇親会」にお招きいただきました。
 
「お父さんの会」では、文化祭などでバザーのお手伝いをしていただいたり、バザー終了後には来場してくれた子どもたちを対象としたゲームを企画して下さったり、バトン部が荒川区内をパレードする際、警備や誘導といった形でお手伝いいただいたりと、さまざまな形でご活躍いただいています。
 
懇親会では、今年の文化祭に向けての準備や打合せ、そして初めてご参加下さったお父様には、「お父さんの会」の紹介をまじえ食事をしながら楽しく話すといった、和やかなムードの中で情報交換をすることができました。
 
私自身は、日頃お父様方とざっくばらんなお話をする機会が少ないため、ここぞとばかりにお嬢様の学校での様子やご家庭での様子などについて、私から話したりお父様のお話を聞いたりしながら、楽しいひとときを過ごしました。
 
中には、「校長先生のブログ、なかなか面白いですね」とおっしゃって下さる方もいて、お父様の中にもブログを読んで下さる方がいるというのを初めて知り、感激しました。
 
昨年以上にお父様方にご参加いただき、心から感謝しています。
今後も、文化祭などでお父様方のお力をお借りすることになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
スペインからの留学生 バルバラさんの修了式
2015-07-10
昨年9月から本校国際英語コースで留学生活を送り、7月中旬に帰国する バルバラ・カラバヨ さんの修了式を、昨日の朝行いました。
 
バルバラさんは、アニメがきっかけで日本に興味を持ち、ぜひ日本に留学したいという夢を実現させた、明るく社交的な留学生でした。
 
日本語や日本食にも興味・関心が深く、私自身、昨年9月から週に1回、日本語の言い回し(会話、慣用表現など)や、初級漢字を教えてきました。
 
好奇心旺盛で、不明な点はその都度質問するなど、答える私自身が説明に困ってしまうことも多々ありました。
 
そういう意味では、外国人に日本語を教えることの難しさを痛感するなど、私にとっても、とても勉強になりました。
 
バルバラさんは、スペインに帰国して現地の高校を卒業した後、再び日本に留学したいという希望を持っています。さらに将来は、通訳として活躍したという夢を持っています。
 
約一年の北豊島での留学生活を通して、日本語の語学力も格段に成長したバルバラさん。
本校生徒にも多くの刺激を与えてくれたことに心から感謝します。
そして、またぜひ北豊島に戻ってきてくれることを祈っています。
 
 
さまざまな涙 ~スポーツ大会~
2015-07-04
昨日、一昨日と2日間、恒例のスポーツ大会(中高)が行われました。
新校舎に向けての工事の中、一部競技ができずに縮小実施となりましたが、中身はとても濃いものとなりました。
 
中学・高校が2会場に分かれて実施されるため、二つの体育館を往来するだけで私自身は大変でしたが、それぞれの会場を見て回っていると、昨年以上に接戦が多かった気がします。
 
中学、高校とも、規定の時間では勝負がつかずに延長戦になったり、2セット先取の競技ではフルセットになったり、得点が拮抗する中、僅差で勝負がついたり…。
 
ヒートアップする試合には涙がつきもの…。
勝って泣いたり、負けて泣いたり…。
 
見ていて不思議だったのが、中学の綱引き会場で、応援しながら泣いている生徒がいたことです。
決勝では中3同士がぶつかり、熱い戦いとなりました。
泣きながら応援している生徒を見て、私もじぃんときてしまいました。
 
後でその生徒に聞いてみると、
「クラスのみんなが、必死に綱を引いているのを見ていたら、感動しちゃったんです」とのこと。
 
勝ったわけでもなく、負けたわけでもなく、今まさに試合をしているクラスメイトの頑張りを見て、感動の涙を流す生徒…。
 
縮小実施という制約のある中、準備や当日の対応にご苦労された先生方、運営や審判などにあたってくれた体育委員やクラブの生徒、多くの方の協力を得て行われた今年のスポーツ大会、さまざまなドラマを目の当たりにして、多くの感動をもらった2日間でした。
 
 
閏秒(うるう秒)
2015-06-30
日曜日の新聞で、7月1日に3年ぶりに「うるう秒」が挿入されることを知りました。
ということは、明日はふだんより1秒長い一日になるということです。
 
一般に知られている「閏年」(うるうどし)とは異なり、あまり聞き慣れないことばですが、新聞によれば、地球の一日の長さは一定ではなく、不規則に変化するのだそうです。
そのばらつきを調整するために「うるう秒」が導入されたとのこと。
 
さらに驚いたのは、「1秒の定義」なるものがあるということ。
1秒は、原子時計を使って、「セシウム原子が出す電磁波が91億9263万1770回振動する間隔」と定められているそうです。
 
「1秒は、1分を60等分に分けた時間」と小さい頃に教わった私にとって、この定義を知った時は衝撃でした。
 
さて、今回話題になっている「うるう秒」、調整の仕方は2パターンあり、「59→60→00秒」と60秒を挿入するパターンと、「58→00秒」と59秒を飛ばすパターンがあるそうです。
 
日本では、7月1日午前8時59分59秒の後に「59分60秒」が挿入され、その次に午前9時00分00秒になるそうです。
ひょんなことから、いろいろ勉強になりました。
 
ちなみに日本の古典の世界では、旧暦(陰暦)を使用していたため、暦の中に「うるう月」なるものが存在します。
 
旧暦では月の満ち欠けで1ヶ月が決まるため、1年は約354日余りとなり、太陽暦とは約11日のずれが生じます。そのまま暦を使い続けていると、暦と季節が大幅にずれてしまうため、約3年に1回「1ヶ月」を挿入して、ずれを調整するのです。
 
先人たちの英知でもって、世の中のさまざまなことが詳しくわかりますが、なかなかきちんと「割り切れる」という訳にはいかないようです。でも、そこがまたおもしろいですね。
 
この「割り切れなさ」に魅力を感じてしまうのは、教員生活が長いからなのかもしれません。あるいは、私自身が根っからの文系人間だからなのかもしれません。
 
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