北豊島の音楽室は以前、
一面にエレピアンが並んでいたため、
『エレピアン室』と呼ばれていました。
しかし、そのエレピアンたちも歳を重ねたため
引退を迎えました。
エレピアンが一掃された部屋は、
改めて名称が『音楽室』に変わりました。
そして、授業での合唱指導、クラシックギターの合奏、
音楽部歌班・ギター班、吹奏楽部の合奏・・・
と多目的に利用され、北豊島の音楽発信拠点となりました。
大幅なレイアウト変更の中で、
再び命を吹き込まれたものがあります。
教材棚に眠っていたたくさんのレコードは、
放送室の隅にあったレコードプレイヤーを
発見・修理したことで、再び味わい深いサウンドを
奏でました。
音楽室備え付けのスピーカーも、
配線を整えたことで、生まれ変わったように音質が
良くなりました。
時代を感じるレコードから流れる味わい深いサウンドが、
復活したスピーカーによって音楽室全体に響き渡り、
それを生徒と共有できると思うと、
授業が今から楽しみでなりません。